今が旬 初夏のイサキを求めて。
お久しぶりです,松竹丸。
先月から釣れ始めたイサキ。
前々日は潮がよく流れて160匹あまり
前日は潮が止まりだして60匹あまり 釣れたそうだが
今回は いい潮が流れてくれるだろうか?
それと もうひとつ心配なことに 天気が怪しい いや 怪しすぎる。
東よりの風6mって かなりきついし
波の予報が沖の前線の影響か「2.5〜3mうねりをともなう」って
条件的には最悪?
他の船も出船を見合わせたようだ。
雨の降り出しは遅くなったようだが
波風うねりと太平洋の洗礼をうける厳しい一日になりそうだ。
6時出船。
港を出ると さっそく どよ〜んとしたうねりが …
しばらく走って 漁場到着。
イサキの映りはイマイチのようで なかなか掛ける場所が定まらない。
ポイントも定まり 釣り開始。
今のところ うねりは気になるが風はない。
仕掛けはまっすぐ下に降りている。
潮は全然流れていないようだ。
最初の投入からアタリがあったが
小刻みなバイブレーションはイサキじゃない。
ソーダガツオ×3匹
ソーダ節の原料マルソーダなので食用には適さず。
ヒラソーダやスマガツオならいいんだけど。
嵐を呼ぶ このお方↓といっしょなので
今日はきっと海も荒れるはず。
朝のうちに釣っておきたいものだが
本命からのアタリはない。
潮が動かなければ まったくお手上げ状態だ。
時折豆アジが掛かるのだが
この豆アジを狙って 船のまわりにはシイラがウヨウヨ〜
仕掛けを回収して船に揚げようとすると
シイラが豆アジに飛びつき
一気にビューーーーンと走って
ジャーーーーンプ ブチッ!!
てなことに。
マルソーダやシイラに邪魔をされ
本命のアタリはなし。
船頭さんは何度も何度も船を掛け直してくれるし
タナもいろいろ変えてみるものの
潮が全く動いていないので 魚探に反応があってもアタリはない。
うねりもだんだん大きくなり
気分も悪くなってきた。
誰かがイサキを釣ったら起こしてね…と戦線離脱してZZZZZZ…
良型のイサキが釣れたよ ということで
自分の竿をあげてみると
あれっ? 何か手応えが …
お刺身サイズのイサキが付いていた。
潮がとまっていても良型が釣れるんや。
いつ釣れなくなるか分からないので
釣れているうちに1匹でも多く釣っておかないと。
続いてお刺身サイズが掛かったものの
抜き揚げ失敗で サヨウナラ 〜
なぜか今日は大型ばかりヒットする。
こんなサイズなら10匹も釣れれば十分なのだが
そうそう続くわけでなく 時合いもすぐに終了。
たまに 当たったと思ったら
シマシマ模様くっきりのウリ坊。
11時ころから 風向きも変わり
海の様子も一変。
白波ボコボコ,うねりは予報通り3mに。
雨まで落ちてきた。
このまま撤収?
船中で10匹も釣れていないようですが…
大荒れの中 船を掛け直し。
これでダメなら もう終了?
あきらめ半分で仕掛を投入。
15〜20mのタナでやってみて と船頭さんより指示があったので
18mで仕掛を止める。
アタリがあったものの ウリ坊×3匹だったので
さらにタナを上げて15mに。
イサキ釣りの場合はメバルと同様 群れの上部に食い気のある大型がいる。
サイズが小さい場合はタナを上げて待つのが鉄則。
仕掛がなじんで マキエの中にサシエが入ったかなというタイミングで
竿が舞い込んだ。
良型ダブル?
手応え十分。
イサキ 43cm
掛かり釣りで このサイズは初めてだ。
その後も徐々にタナを上げていき
ポツポツではあるが 30cm後半の良型をキャッチ。
しかし またシイラに嗅ぎつかれたたのか
ウリ坊の掛かった仕掛ごとひったくられ
仕掛をブチ切られること3回。
結局 最後まで潮は流れることなく 止まったままの一日であった。
14:00 終了。
大うねりの中 帰港。
磯にはヒラスズキが好みそうなサラシが いたるところに。
数は少なかったが なぜか型はよかった。
ふだんは20〜30cmのなかにたまに35cm前後の良型が混じるのだが
潮が悪かったはずなのに なぜだろう ?
4人で これだけ …
潮が全く動かず,風とうねりに翻弄され
マルソーダやシイラに邪魔をされ
かなり厳しいイサキ釣りになってしまった。
これから夏に向けてが本番の魚なので 今後に期待。
次回こそ 潮が動いてくれますように …
本日の釣果 イサキ 〜43cm 13匹